くうねるところにすむところ

お前が好きさ、大好きさ!

しかくのはなし

 

趣味がグレーに見えると、昨日呟いたのですが、細かく考えると根底にあるのは『こんな自分が趣味など持っていてはいけない』という気持ちなんですよね。

 

現実逃避的な感じで趣味に走ると、ふとそういう気持ちが顔を覗かせる。人に笑われるしか能のない、考えを巡らせていてもロクでもないことしか考えない馬鹿であるくせになにしてるんだ、って気持ちになる。

多分、自分的に一生懸命考えたつもりのものが、まったく意味のないものに見えるぐらいのものを目の前で見せられて、そのあと(自分が望んだことだけれど)もう一発衝撃を受けて。

人を喜ばせることができない、誰にも必要とされていない、機能が不全している自分があまりにもみすぼらしくて生きていけない。

 

と言いつつ食事はとるし、眠くなれば眠る。しっかり生きていくための活動はしているのもアホくさい。なんで生きてるんだろうな。醜態を晒して。誰にも必要とされずに。気がついたら息が止まっていたら良いのに。

 

平井堅の『ノンフィクション』という曲、発表の際にご本人が『生きていること自体のスイッチをオフにしたくなる』という意味合いの話をされたそうで。う〜わ分かるその気持ち。おこがましい、と思うからiTunesへのアレが貼れない。

 

誰かに相談すれば良いのだろうか。考えすぎだよ、と笑われるか。そんなことあるあると言われて、『だからお前も上がってこいよ』とマウントを取られるのが関の山か。

自分がこんな風にこんがらがっていることを『楽しかった』と思えている人がいるのさえ、自分が不全していることに拍車をかけて、どうしたらいいんだろうな

 

こんなところにこんなことを書くんじゃないって、分かっているんですよ、でも書かなきゃやってられないんですよ。

 

足元から今までの人生を全て否定されるような衝撃。こんなくすんだ人間が、誰かを応援するなんて、不純物が混ざってしまうと思うと怖い。あれだけ大好きなアイドルを応援することも、見ることも今はしんどいです。

 

衝動的に、CDとか円盤とか捨ててしまったらどうしよう。嫌だな。